数ある青年の団体や経済団体がある中で、私はなぜJCを選択したのか。なぜJCでなければならないのか。本年度、大牟田青年会議所の理事長を拝命するにあたって、私はこのことを自問自答し続けていました。そして、この一年間を仲間とともに駆け抜けるなかで導き出した答えとして、「ふるさと大牟田を動かす源点は間違いなく我々大牟田JCである」という確信へと繋げることができました。我々は、単なる社会課題解決団体やボランティア団体ではない。このまちの明るい豊かな社会とはいったい何なのかを常に考え、5年後、10年後の将来を見据え、ふるさと大牟田をどんなまちにしていくのかを真剣に想い、行動していく団体である。さらに、その理想に向かう道中で障壁となる課題を解決し、その活動・運動の中で仲間との友情を育み100年の友となり、卒業後も仲間とともに地域の柱となりけん引していく。1954年につわもの会が発足して以降、ふるさと大牟田ではこの循環を70年もの長きに亘り繰り返してきました。2025年度は、これまでの大牟田JCの歴史と、地域とともに成長してきた軌跡を、本当に肌で感じた一年でありました。だからこそ、我々がふるさと大牟田を動かす源点であると確信できたのです。
本年度は、70周年という大きな節目に際し、新しい大牟田JCと運動を発信するべく、Omuta Global City Projectの実施を通して、我々の考える「世界の都市Omuta」という壮大な構想を、市民や行政、他団体の皆さまに広く発信し、将来のふるさと大牟田を創るのは「今」を生きる私たちであるというメッセージを、参加していただいた13名のクルーメンバー達とともに届けることができたと確信しております。









また、創立70周年記念式典・祝賀会におきましては、「今」の大牟田JCの出せる最大限の力を、全メンバーとともに出し尽くすことができました。この式典・祝賀会を通して、我々のふるさと大牟田への想いと情熱をご来場の皆さまへ伝播させることができたと確信しております。








そして、第63回おおむた「大蛇山」まつりにおいては、近年の財政難を何とか打破するべく、大蛇山Tシャツを一万枚販売することを目標に掲げ奔走しました。さらに、実行委員長を務める中で、大牟田の誇りであるこのまつりを絶対に途切れさせてはいけない、これからは全国各地から「大蛇山」を見に来てもらえる、「日本の誇り」へと昇華させなければならないと強く感じ、まつりを通してこの想いを伝播させることができたと確信しております。






また、厳粛な各種総会を通じて、メンバーの皆さまに、我々は誇り高き大牟田JCの会員であるという意識が醸成されました。何ごとにも手を抜かず、失敗を恐れずに信念をもって実行していく人の強さと心の美しさを、何度も何度も感じさせられる各種総会になったと確信いたします。そして、広報面においては「感孚風動~王道を、駆け抜けよ~」というスローガンをメンバーよりいただき、我々の発信する運動は届かなければ意味がないという想いから、私自身を含め、全メンバーで発信を強化し、本年度の広報運動によって多くの人々の心を動かしたのだと確信しています。



私は理事長として、このまちを想い、将来の大牟田を我々の手で創るために、本年度は様々な活動・運動を行わせていただきました。それと同時に、この愛してやまない大牟田JCに所属するメンバーの皆さまに、もっとこの団体を好きになってほしい、愛してほしいという想いが私の中にありました。JCでは皆、時間とお金を使って活動しているにも関わらず、時にはきつく辛いこともたくさんあったと思います。しかし、その先には必ず、お金では買えない、乗り越えた人にしか手にすることのできない一生涯の「宝」がある。この2025年という激動の一年をともに乗り越えてくれたメンバーの皆さんなら、すでに手にしていることでしょう。本年度の経験と実績は、我々の何ものにも代えられない「思い出の宝」となり、そしてこの思い出が「自信」へと繋がり、これから各々の「真の実力」になっていきます。将来、互いに大牟田JCという学び舎を卒業し、鍛え抜かれたひよっことなった時、この2025年度について語り合いながら、酒を酌み交わすことが私の楽しみとなりました。
私は大牟田JCメンバーの皆さまと、我々を応援してくださったすべての方々に支えられたお陰で、第70代理事長という役目を全うすることができました。2025年度は幕を下ろしますが、これからも「感孚風動~王道を、駆け抜けよ~」という、皆さまからいただいたスローガンを心に掲げ精進してまいります。ともに青年の王道を駆け抜けてくださったことに、心より感謝申し上げます。
一年間、本当にありがとうございました。

一般社団法人大牟田青年会議所 第70代理事長 白石政隆

