【理事長所感】

2024年度 一般社団法人大牟田青年会議所

第69代理事長 清水 敬仁

 私たちは、地域から求められているのか。今、私たちの「シンカ」が問われている。この考え方を念頭に置き、「なぜ自分はJCをやっているのか」「ふるさと大牟田からJCが無くなったらこのまちはどうなるのか」と、常に自問自答しながら全会員と共に走り続けた1年間であったと感じています。2024年度は翌年に創立70周年を迎える準備をする重要な1年でありました。創立70周年を最高の1年にするために本年は何を成すべきかを考え、理事長として基本方針を掲げました。

 まずは、最大のJC運動である会員拡大を通して、JCI大牟田メンバーは魅力的な「ひと」に成長し、多くの方に情熱を伝播することで、真の青年経済人として「まち」を想う心が醸成され、仲間との「友情」が育まれました。そして、創立60周年より続いておりましたOMOIAIプロジェクトも集大成としての事業を実施し、10年先を見据えた運動の想いは成就し、これからのふるさと大牟田の明るい豊かな社会の実現に繋がったと確信しております。さらに、新たな取り組みとして行った子育てから始まるまちづくり事業におきまして、地域の課題である「少子化」という課題に対して事業を展開することで、ふるさと大牟田に対して一石を投じるJC運動を起こすことができたと確信しております。また、ふるさと大牟田の誇りとも言えるおおむた「大蛇山」まつりも本年第62回目のまつりが開催されました。私たちは一翼を担う団体として、安全・安心に開催することはもちろんのこと、新たな取り組みにも挑戦し、まつりを最大の賑わいを創出する場として地域の活性に繋げることができたと確信しております。そして、入会歴が浅いメンバーも多く、会員としての成長が求められている中で総会を通して組織の強化を図り、JC活動・運動の本質を理解し、基本に立ち戻ることで、全会員がJayceeとして誇りを胸に自信を持って活動できる組織へと成長ができたと確信しております。さらに、JCI大牟田の魅力を最大限に発信するために、リーフレットの作成やLOM動画の制作を行うことで、自分たち自身もJCI大牟田の活動に誇りを持ち、対外に対しても魅力的な広報活動を行うツールを残すことができ、翌年以降のJCI大牟田の活動がより活発化に繋げることができると確信しております。最後に、創立70周年に向けての準備を行うことで、創立70周年の機運を高め、全会員が創立70周年に向けて同じ方向を向くことができたと感じています。

 私も理事長として役を預からせていただき、多くのことを悩み、考え、そして何事にも妥協することなく挑戦をしました。この経験は、OB会の諸先輩方をはじめ、すべてのメンバーの支援があって生まれた私の一生の財産です。第69代理事長として自覚と誇りを持ち、これからも「シンカ」を続けながら精進していく所存です。2024年度に関わっていただいた全ての皆様、入会よりこれまで私を育ててくださった皆様に心から感謝を申し上げます。理事長としての1年間の活動に一切の後悔なし。本当にありがとうございました。

【本年度お預かりした役職】

・JCI大牟田 第69代理事長

・おおむた「大蛇山」まつり 実行委員長

・青少年武道大会 実行委員長

・大牟田市民憲章推進委員会 副会長

・大牟田まちづくり市民会議 副会長

・スポーツ都市宣言推進協議会 副会長

・西日本中学校駅伝大会 大会副会長

・大相撲大牟田場所 副実行委員長

【本年度公務実績】

・会議出席 121回

・事業/大会 61回

・式典/周年 30回

・その他公務 55回

【2024年度スローガン】

シンカ

〜誇りを胸に、躍動せよ〜