2017年度 基本方針

郷土大牟田の活性化

我々の郷土大牟田には、おおむた「大蛇山」まつりがあります。まつりとは、それ自体が地域の文化そのものであり、未来にはばたく「まちづくり」を推進するうえで、まつりの発展は必要不可欠です。大牟田JCは「明るい豊かな社会」の実現の為に、今まで様々な形でこのまつりに携わってきました。各種団体や地域と連携しながら、新しい大牟田の魅力を創造し続けていくために、まつりの現状を把握し今後の在り方を検証し確立していきます。

地域力を推進する運動の展開

大牟田JCは近年、郷土大牟田の更なる活性化のために花火大会を主管し運営してきました。花火大会の開催は、おおむた「大蛇山」まつりのすべての事業を締めくくる、盛大な取り組みへと進化し、大牟田市民や近隣の人々の笑顔とふれあいの創出に寄与しています。地域活性化のための手法として確立したこの事業を、今後の地域力の推進にどう生かしていくのかを検証し活用することによって、地域の明るい未来に繋がる取り組みへと昇華させていきます。

青少年健全育成事業の実施

大牟田JCは、未来を担う子どもたちの心身の健やかな成長と、地域社会の発展を願い、様々な青少年健全育成事業を展開してまいりました。青少年健全育成事業は、未来を構築する事業といっても過言ではありません。未来の担い手としての子どもたちに対し、責任世代である我々が歩むべき道を指し示すことによって、これからの明るい豊かな大牟田の創造に寄与します。

会員の拡大

我々が、本年度取り組む最重要課題の一つとして会員の拡大を掲げます。
会員数は、我々JCにおける全ての行動の源泉であり、同時に地域社会からの我々に対する評価です。本年度は、1992年度の最多期首会員数130名以降では最少の期首会員数でのスタートとなります。会員の資質向上に積極的に取り組むことは、大牟田JCの地域における存在意義を高めることに寄与します。我々は、この現状を脅威ではなく好機と捉え、会員と組織の成長に繋げます。

組織の進化と発信

「強い者、賢い者が生き残るのではなく、変化に対応できる者が生き残るのである。」
我々の組織は、時代の流れに即し外部環境を踏まえ、変化対応しながら現在の形へと昇華されてきたと考えます。その中で確立された規則やルールがあり、非効果的、非効率的に感じるものでも、現在に至るまでの過程で培われた、深い意味や意義があります。時代は変わっても「組織は人なり」です。それらの経緯を学び、理解した上で、これからの時代の流れに即した運営の方法を模索していくことが必要です。コンプライアンス遵守の精神を基盤に、会員一人ひとりに光をあてる組織運営が求められます。また、組織内外における情報の発信は重要です。時には情報の共有、時には魅力の発信と、様々な内容、手段を活用した発信を行うことで、JCのみに止まらず郷土大牟田を巻き込んでの運動の展開に寄与するものと確信します。

大牟田市制100周年

本年度で市制100周年を迎える我々の郷土大牟田市。
大牟田JCの歩みと大牟田市の発展の歴史は深い絆で結ばれています。これからの未来に向けての中長期的なビジョンを想い描くとき、我々は、過去からの連続した繋がりを学ばなくてはなりません。我々が何気なく過ごしている今日は、先輩諸兄が「もっと善いまちにしたい、もっと善いひとを創りたい」と願い続け、一秒たりとも歩みを止めずに必死の想いでたどり着いた今日です。現状の「あたりまえ」を疑うところから感謝が生まれます。歴史を学び、断固たる決意で力強く歩みを進めることで明るい豊かな大牟田を実現します。