2022年度 基本方針

想う心が溢れる子どもたちへ

まちの未来を担う子どもたちへの青少年育成事業の取組は責任世代である私たちにとって不可欠な運動のひとつです。近年、学校教育でも心の教育の必要性が見直されており、私たちが取組んでいるOMOIAIプロジェクトの趣旨とも合致します。今の子どもたちは、核家族化が進み、地域との交流も減り人とのつながりが希薄となったために他者を想うことが減ったように感じます。本年も家族を想う心、仲間を想う心、郷土を想う心を育むOMOIAIプロジェクトを展開し、これまで培ってきた経験を昇華させ、子どもたちの「想う心」を育み、豊かな心を持った子どもたちの成長につなげます。

持続可能なまちへ

SDGsは国連で採択された持続可能な開発目標であり、人と環境が共存できる平和な社会の実現を目的として制定されました。大牟田市はSDGs未来都市に選定されるなど、SDGsに対し積極的に取り組まれています。一方で、そのSDGsは市民に認知されてきているものの、一部の取り組みが目立つばかりでまだまだ浸透するには至っていないように感じます。社会や地球規模での課題を見ると、このまま現在の生活が子どもや孫の世代まで続くとは限りません。社会が抱えている課題に対し、私たち一人ひとりがSDGsを指針として取り組むことで、環境への配慮が可能となり仕事の在り方に対しても見直すことができます。その取り組みを広げていくことでまちがさらに発展し、誰一人取り残さない持続可能な大牟田へとつなげることができます。

会員の拡大

組織を存続させる上で会員拡大は欠かせない運動のひとつです。私たち一人ひとりが改めて組織の存在意義を認識し、想いや魅力をどれだけまちに伝えることができるかが重要になります。自分が魅力を感じていない組織では伝えることはできません。だからこそ、組織の魅力とともに私たち一人ひとりも魅力ある青年として成長していかなければなりません。その成長を促すためにも、私たちと活動をともにし切磋琢磨することで互いに成長できる仲間を増やす必要があります。だからこそ限られたメンバーだけではなく、全メンバー一丸となって会員拡大に積極的に取り組みます。

組織の在り方

時代に即した組織の運営方法を模索する必要があります。JCには会を運営していく上で社会のルールとは異なる部分もあります。それは非効率に見えても、組織を運営していく上では必要なこともあります。しかし、地域社会も急速に変化しており、それに柔軟に対応する必要があります。これまでの歴史や伝統を継承しつつ、時代の変化を見極め、コンプライアンスを徹底した組織の在り方を模索することでこれから先のJC運動につなげていくことができます。