2020年度 基本方針

強固な組織

創立65周年を迎えるにあたり、我々が本年度取り組む最重要課題は会員の拡大であり、会員の資質向上です。1992年度の最多期首会員数130名以降、ここ近年では毎年最小期首会員数でのスタートを迎えております。数は力であり、勢いでもあります。会員の数は、会費のみで運営している我々に取って多くの素晴らしい運動の選択肢を与えてくれます。また、会員の資質が向上すれば、運動の質が上がります。それは、すなわちこの地域での存在意義を確立することに繋がります。現状に悲観することなく、脅威を好機と捉え、青年として挑戦することが必要です。

輝く未来の人財育成

今後のふるさと大牟田を担うのは子どもたちです。近年、グローバル化が叫ばれているなか、感受性が豊かな子どもたちに、早い段階で国際的な機会を提供することは非常に重要なことです。また、本年度は東京オリンピックも行われます。「OMOIAI」事業を軸に、国際的感覚に触れることのできる運動を展開し、次代を担う、輝く人財育成に繋げます。

魅力ある地域活性化運動の展開

我々は賑わいの創出のため、花火大会を主管しております。近年、安全面や人件費の高騰により開催を見合わせる地域が多くなっています。その中で、今後も我々が主管することで大牟田のまちに笑顔を届けることができ、地域活性の一助となります。本年度は、他団体とも地域協働を模索し、永続的に開催できるように今後の花火大会の在り方を検討します。

郷土愛の醸成

ふるさと大牟田には、誇るべきおおむた「大蛇山」まつりがあります。我々は、不変の理念である「明るい豊かな社会」の実現のためこの開催にあたり尽力しております。この勇壮な祭りを観に、大牟田市民はもちろんのこと、市外、県外多くの方々が来場されます。単に、賑わいの創出に寄与するだけでなく、大牟田市民はこのおおむた「大蛇山」まつりを肌で感じることで、改めて郷土愛を醸成することに繋がります。

65周年でのさらなる運動の伝播

本年度、大牟田青年会議所は65周年の節目の年を迎える。記念式典を開催し、諸先輩方の功績に称え、節目の年として喜びを分かち合い、近隣LOMや関係各所の皆様に対して感謝の意を伝え、今後も我々の運動にご理解とご協力をいただく機会の場にします。また、大牟田青年会議所は、今まで魅力的な運動を行ってきました。創始の精神と不変の理念である「明るい豊かな社会」の実現を後世に残し、情報の共有を行うために記念誌を作成します。

会員としての在り方を問う

この大牟田青年会議所は法人格であります。厳格なルールを重んじ、規律を重んじる。その中で、合理化や効率性を考えながら行動することにより、多くの学びがあり、個人の自己成長に繋がります。現在、会員の半数以上の者は、3年未満の会員です。時代の流れに沿った、運動が求める中、原点回帰として会員全員がそのルールと規律を充分に再認識して、主体性をもって挑戦する姿を持つことが非常に重要であります。