2024年度 基本方針
情熱の伝播
会員拡大は、青年が社会に情熱を伝えることこそが最大のJC運動であると私は考えています。そして、情熱を伝えることができるようになるには、魅力的な「ひと」であり、ふるさと大牟田の「まち」を想う心をもち、共に支え合う仲間との「友情」が必要です。そして、真の青年経済人がふるさと大牟田の「明るい豊かな社会の実現」をめざすことこそが私たちの使命であると考えています。今こそ全会員が本質を理解し、誇りをもって会員拡大に取り組むことが最重要課題です。
心豊かな青少年育成
子どもたちの道徳心を育む事業として創立60周年より毎年行っていているOMOIAIプロジェクトも最終年度を迎えます。近年、ICTやDXが進み、インターネットリテラシーが社会課題の一つとなっており、必要な教育内容も変化しています。また、子どもたちが夢や希望を持ち、心豊かに輝ける未来を創造するには、家庭環境が大きな影響をもたらします。次代を担う子どもたちのために私たち大人も学びながら、子どもたちが心豊かに輝ける希望を繋ぐ青少年育成が必要です。
子育てから始まるまちづくり
「地域の課題は何か」と尋ねられたら誰もが答える課題の一つに「少子化」があります。これだけ明確な課題ではありますが、その課題を解決することは容易ではなく、ふるさと大牟田の少子化は進み続けています。ふるさと大牟田が今以上に子どもを産み育てたいと想える地域になれば、出生率は上がり、子どもを育てやすいまちとして移住者が増えるのでないでしょうか。今こそ地域の課題に一石を投じるJC運動を起こすことが重要です。
ふるさとの魅力を創出
ふるさと大牟田には、長い歴史と誇りとも言えるおおむた「大蛇山」まつりがあります。そのまつりの一翼を担う団体として安全・安心なまつりにすることは私たちにとって重要な責務であり、まつりを最大の賑わいを創出する場とすることで地域の活性化に繋がります。おおむた「大蛇山」まつりをふるさと大牟田の魅力を最大限に発信する機会にするとともに、私たちや市民の皆様の郷土愛を育む機会にすることが必要です。
厳粛な総会による組織の強化
私たちの団体は、ルールに則り、会議を通して物事を決定する団体です。その中で最高意思決定機関である総会を厳格なルールに重んじて、厳粛に運営することは最大の成長の機会であると考えています。そして、JC活動・運動の本質を理解し、基本に立ち戻り、自らの成長に積極的に活動することが会員を輝かせます。全会員がJayceeとして誇りを胸に、自信を持って活動できる組織となることが会の活性化に繋がり、魅力的なひとに成長できます。
LOMの魅力発信
JCI大牟田は、これまで多くの運動を展開してきましたが、JCI大牟田が行っている事業であること、そもそも事業を行われていることが認知されていない、私たちの活動を誤解されていることなどがあるのではないでしょうか。自分たちの活動に誇りと自信を持ち、多くの方に向けてLOMや会員の魅力を発信することで私たち自身の誇りに繋がり、積極的に活動する会員が増えることが会の活性化に繋がります。
創立70周年に向けて
1955年7月16日に創立してから本年69年目であり、翌年には創立70周年を迎えます。創立70周年を迎えるにあたり、私たちは今一度、一致団結して周年に向けて準備をする必要があります。そして、その機会を私たち自身の成長の機会にも結び付け、力強い組織に成長し、創立70周年を万全の体制で迎えることが必要です。